諦めやすい子供が逆上がりできるようになった体験談
スポーツインストラクターでもない、ごくごく普通のママが、運動嫌い・諦めやすい子供と逆上がりを練習し成功した体験談を紹介します。
目次
- 運動に苦手意識を持っている子供
- 本当に運動が嫌いなのか?
- 身近なものにして興味がわくのを待つ
- 練習の決まり事を子供とよく話す
- 教える大人も予備知識をつけておく
- 小さなことも、できるようになったことは口にだして伝える
- 鉄棒を購入して感じたメリット
運動に苦手意識を持っている子供
まず我が子は、自分は足が遅い・ドッチボールは強くない・鉄棒は苦手…という自覚が多少あり、運動嫌いなタイプです。では、練習せんかーーーい!!って思いますが特にしません。一緒に公園に逆上がりの練習をしに行ったのに他のことで遊び始めてしまい、逆上がりの練習をするんじゃないの?とモヤモヤした経験があります。
本当に運動が嫌いなのか?
当初私は、この子は運動が嫌いなんだ。と思っていました。しかし、できないから・他の子より下手だから運動を避けているのではないかと思うようになりました。なぜかと言うと手加減をしてくれる大人や自分より小さい年齢のお友達とはボール遊びや鬼ごっこを楽しんでいるからです。
逆上がりの練習に公園に行っても、知っているお友達がいて見られるのが嫌だ、他に興味をひく遊具があれば遊びたいと思うのは当然です。できないことをわざわざ練習したいという気になれない気持ちに理解を示してあげることが必要です。
身近なものにして興味がわくのを待つ
誰でも身近にあるものには興味を持ちやすいのではないかと考え、室内用の鉄棒を購入しました。不思議なことに、公園では鉄棒に触れもしなかった子がぶら下がったり、前回りをしたりちょくちょく鉄棒で遊ぶようになりました。
そして、ついに鉄棒購入1カ月後くらいに「逆上がりできるようになりたい」と言い出しました。待ってましたーーー!(^^)!
練習の決まり事を子供とよく話す
これはとれも大事なことです。子供自身が納得して可能そうな練習メニューにします。
・毎日5回(親の手助けOK)逆上がりを成功させよう
我が家では短時間を毎日練習しようと決めました。手助けありなので2.3分で終わります。それでも諦めず毎日続けることが大切です。誰だってできないことを長時間することは苦です。諦めやすい我が子には週末30分の練習より楽しさを感じる毎日数分の練習にしました。
教える大人も予備知識をつけておく
練習しなさい!と言われても何をどうやって練習したらいいかわかりません。簡単な予備知識を調べて教えてあげます。
・豚の丸焼き姿を30秒保てるようにする(腕の力をつけるため)
・両手は体が通る位置を握る
・足を持ち上げる時は肘は伸ばさない
・足が鉄棒の上に回ろうとしている時目線はおへそをみる
子供は調べる手段がありません。大人だってスキーを初めて挑戦する時は教室に入ったり、ネットで予備知識を調べていきますよね。やみくもに試行錯誤ではなく、調べればすぐにわかる程度の簡単な知識を教えてあげます。
小さなことも、できるようになったことは口にだして伝える
毎日2.3分の練習ですが、継続は力なり。最初より確実に足が上がってきたり、助走のつけ方やフォームが上手になります。小さな上達でも言葉に出して、伝えてあげます。そうすることで、子供も上達していることを感じられます。
また、誰かが寄り添ってくれているということは心強く感じます。
鉄棒を購入して感じたメリット
結果我が子の場合、練習を始めて1カ月程度で逆上がりができるようになりました。成功した時は親子共に喜び、そこでおしまいかと思いきや、高さを高くして続けたいと子供が言いました。数カ月後には自分の身長よりも高い鉄棒の高さで逆上がりができるようになっています。身近にあることで、何気なく触れやすく練習しやすいというメリットがあり、達成感と挑戦心を経験できたと思います。
公園では練習できる時間が限られてしまうので、毎日短時間の練習は難しいでしょう。短時間をこつこつ続けられるという点が親子共に楽でした。
ハードルを少し下げてみて、子供のやりやすい練習方法を提供することで、得られたものはとても大きなものだと思っています。
逆上がりに苦戦している親子の少しでも参考になればといいなと思います。
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