素人が教える子供の運動神経の伸ばし方

子供の運動音痴に悩み、素人ママが体験したこと、感じたことを綴っています。

 

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本当に運動神経ってないの⁉︎

子供の運動神経に悩むことはありませんか。我が子の場合、どの運動をやってもセンスがないことに悩み、色々なサイトで調べた経験があります。専門家の方の説明では運動神経という名の神経はない生まれつきや遺伝で良い悪いはない運動能力は遊び方や運動体験によって後天的に伸ばすことが可能。とありました。

運動音痴の子供の遊び方

公園に行っても走り回ったり、ボールを蹴ったり、いわゆる大きな動作の遊び方を好まない傾向があります。どちらかといえば、砂遊び、虫や木枝を探すといった自然を体感する子が多いなと感じます。室内遊びにおいても戦いごっこなど汗をかく遊びではなく、黙々と工作や絵を描くことを楽しみます。確かに専門家の方の説明通り、日頃から体を動かして遊ぶという傾向がありません。

運動音痴によって困ったこと

・友達と遊ぶ際に、鬼ごっこやサッカーなど体を動かす遊びになった時、思い通りにならずふてくされる

・練習しようと声かけをしても、できないからやらないとすぐに諦める

・日ごろから体力がなく疲れやすい

運動神経によって優劣はなく、それぞれの個性です。しかし子供同士の遊びの輪に入れなかったり、自分は運動が得意ではないと自信をなくしてしまうのは困りますよね。それによって運動からさらに離れてしまいがちです。

目標を子供と一緒に話し合う

何ができるようになりたいかと子供と話し合います。見つからなければ、幼稚園のお友達間で流行ってる旬な遊び、小学校の体育でやっている事なんでもいいです。最初は公園に行かなくても体を動かせる遊びがお勧めです。例えば柔らかいボールでの投げ合いっこや縄跳びです。

「ボールの投げっこを10回続けられるようにしよう」

「縄跳びを10回跳べるようになろう」

と子供と話し合い、明確な目標を共有することが大切です。

身近に運動グッズを置いて興味を持たせる

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運動嫌いな子供は大人が考えているよりも自分の不得意について理解しています。その分できないことをお友達に見られたり、負けると分かっていることをしようとしません。そのため公園に行って縄跳びを練習しようと誘っても、練習姿をお友達に見られることが恥ずかしいものです。戸建てで近所に迷惑がかからない状況だったら、室内用の縄跳びを用意して毎日少し練習をする。柔らかいボールを投げっこする。など自宅もしくは自宅周辺で気軽にできる運動グッズを用意するといいでしょう。

手探りで挑戦させない。教える下準備が大切

教える側が手探り状態で練習させてもなかなか上達できません。手探りでコツを掴めるのは運動好きで負けず嫌いな子供です。潔くプロや先輩の力を借りましょう。プロが教えるわかりやすい記事や動画、また先輩パパママの体験談で教え方を予習しておくことがとにかく大切です。

時には人参をぶら下げることも必要

○○ができたらご褒美という話を聞くと、ご褒美がなけれは頑張らない子供になってしまうのではないかと不安になります。しかし大人でもダイエットを頑張って、何キロ痩せたら頑張った自分に洋服をご褒美。なんてことありますよね。

人参をぶら下げても、目標を一つ達成したもん勝ちです。そもそもやらなければ何もできないままです。成功だけでなく努力と達成感を経験できることに意味があるのです。時にはご褒美も上手に活用しましょう。

いきなり成功を求めず、一つの運動を細かく分ける

大人からしたら縄跳びはただ回して跳ぶだけかもしれません。いえいえ、違います。子供にとっては、こんなにたくさんの難関があります。

①上手に縄を後ろから前へ回す

②回しながら縄に体をくぐらせる

③縄が足元にくるタイミングでジャンプをする

④同じことをリズムよく繰り返す

どうですか。簡単に思ってた縄跳びひとつとっても、子供にとってはこんなにたくさんの難関事項があるのです。一つの運動を細かく分けて、まずは①の動作。できるようになったら②まで。という感じで細かく分けてあげると小さな成功を体感できますね。小さなことでもできたこと、これが子供にとっては楽しいに結びつきます。

毎日の短時間の練習が成功の鍵

運動嫌いな子は、週末長時間練習よりも、毎日5分のコツコツ練習がお勧めです。体力がなく疲れやすいので、気合を入れて長時間練習することに嫌気がさしてしまうのです。投げ出そうとする子供を見て、教える側もせっかくやる気だったのにイライラしてしまいがち。そうなるとまた子供の運動嫌いに拍車がかかります。運動嫌いな子供には、その子に合ったアプローチの仕方が大切です。また短時間練習を毎日繰り返すことは、感覚を掴みやすく前日にやったことを忘れにくいというメリットもあります。

比べない、小さなことをたくさん褒める

他の子が気になることはあるでしょう。親が何もしなくても勝手にできるようになる子はいます。そんな時なんで・・・と思うこともあるでしょう。割り切りましょう。みんな違うのだから。目標を決めたこと、挑戦してること、頑張っていること、小さなことが達成できたこと、そんな子供をたくさん褒めてあげてください。誰だって褒めてもらえることは嬉しいですよね。それが最高の成長へとつながります。